『島よ』の大曲は、学生時代、それなりの規模がある合唱団が競って歌いました。私がいた団は人数不足で、それでも歌いたくて、みんなで練習だけはしたものの、演奏の機会はなかったのでした。心残りの曲です。それを50年の時を隔てて、山瀬先生の指揮で歌えるなんて!
私は、20数年前に星空コンサートで山瀬先生に出会うまで、いくつかの合唱団に、金沢を離れてからは地域の合唱団にも参加してきました。たいしてうまくないのに、とにかく合唱が好きで、邪魔せずに混ざるのを特技として、あちこち…(^^) いい指揮者にもたくさん出会いましたし、楽しかった~と思える団はそれなりにあります。でも、胸がいっぱいになって(もしかしたらかなり血圧も上がっている?)涙が出そうになるのをこらえながら歌うのは、山瀬先生の指揮で歌うときだけなのです。いつも他では決してない感動が心の中に沸きます。それで、迷惑をかけつつも、遠くから参加させていただいています。ある種の中毒に近いです。カペラを離れた方たちの心にも、必ず、この感動は残っているに違いありません。
合宿参加後、一人での練習がとてもしやすくなりました。しっかり勉強して、また次回の練習に参加できればと思っています。。
小南 淳子

第18回『新しい風コンサート』
~ 女声合唱団 杏30周年・金沢カペラ合唱団20周年記念 ~
2024年7月6日(土) 14時開演
金沢市アートホール
Commentaires