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喜寿記念演奏会に向けて(山瀬泰吾)

 昨年の暮れ、団長から思いもかけない言葉をもらいました。 「先生、2年後には喜寿を迎えられますよね。その年の定期演奏会を先生の喜寿記念演奏会にしませんか。」 「えっ!」 驚きました。

  還暦と言われる年には、ちょうど現役を退職する年だったので過ぎ行く人生についてはしっかりと意識はしていました。それがいつの間にか、喜寿を迎えているとは。 還暦以後、ボーっと過ごしてきた私に活を入れられたようで少しショックでした。

 しかしハッとして、深い感謝の念を持ちました。

 このままで合唱指揮者生活を続けていていいのだろうか。 合唱指導を始めて以来55年。このあたりで一区切りをつけてもいいのではないかと気づかされました。後、残された人生をどのように過ごすか、記念演奏会を機に改めて考えてみたいと思いました。プログラム構成は次のように考えています。

 プロローグは合唱指導を始めたきっかけ。次にコンクール全国大会の想い出。ポップス音楽と五木寛之先生。将来の合唱音楽に期するもの。

 以上のような構成で私の55年間を振り返ってみたいと団員達と話し合っています。


 会場は県立音楽堂コンサートホール。県内のアマチュア合唱団では容易に開催出来ないホールで、精一杯の感動が生まれるような演奏会を目指したいと考えています。

                                 (1919.9.16)




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